NOUTEN QUEST Ⅱ⚡️

過ぎ去りし時を乗り越えてS

ストーリー

仲間を求めて

ずっと受け身のぼうけんばかりをしてきた。またいつか出会うだろうと。不確かな未来にまた期待をする。自分の中に狭い世界を作って。この人では一緒にぼうけんできないと卑屈になる。一人でいいやって思ってしまう。もういっその事こと自分から行ったらどう…

自分で決めたはずなのに

何がしたいのかわからない毎日。まるで学校を卒業して就職先が決まっていないようか漠然とした日々。社会にでてそれなりにキャリアが固まりつつあるのに、どこか逃げ出したいような、落ちつきたいようなジレンマ。「まだやりたい事があるから」と。あの日に…

夢から覚めた世界で

幸せだった日々を眠れない夜に思い出す些細な出来事で壊れてしまって封印されてしまった気がつけば独りになって自分も足りないところがあったなんて思っては後悔してまた同じ事を繰り返すなんて臆病になって不安になる夢を見ていたかのように毎日が浮足立っ…

おおぞらをとぶ

テレビで若くして頂点に立ったと、芸能人が語っている場面を見る。10代で芸能界入りして、がむしゃらに走り続けて。気がついたら誰もが目を惹く人になっていた。ただ、カッコいいとか、可愛いとか。入口はそうであっても見えない努力をたくさんしてる事を理…

変わらなければならない

3月になった。この季節になると春の雑草も顔を出してきて、気持ちも新しく、別の言い方をしてみれば、それまでの気持ちにも折り合いがつけられてくるのかもしれない。単に時間が経っただけなのかもしれないが。思い出は色褪せる。変わらない今なんてない。同…

わかっているのに理解できない事

自分が思うよりも絶望なんてしていなくて物事を悪く考えるのは自分に自信がないからでわかっているはずなのに同じ事を繰り返してしまうこんな場所にいたら駄目だとかこいつら考え方狭くて嫌だなとか自分都合で絶望して理想郷を求める愚かなのはそう感じる自…

日記を書いている

ブログも立ち上げてはいるものの、本当にディープな内容になるとどうしてもこう言う場所には書きにくい。あくまでも誰かに見てもらうのを想定しているのはブログの性質上仕方のない事である。ならば内なるものをどのような場所に書き記したら良いかと思えば…

自信を見つけるために

自信というものはいつどこで手にしているのだろうか。目に見えるものではない。しかし、日々の中でこの人素敵だなと思う人をみて感じているものは、その人の自信を感じているからであると思う。私自身はあまり自分に自信がない。だから何か理由を探してしま…

のろい

幸せの日々だった何にでも前向きになれてきた気がついたら心に深く突き刺さって取れなくなってしまった知らずに装備してしまった自分に臆病になる異性の言動に対してイライラしてくるこのまま1人なんじゃないかって不安を感じる道を歩いて急に思い出して嫌に…

大切にしたいもの

付き合い始めた頃は、私はきっと彼女の行きたい場所に着いていくのかななんて思っていたしかし時間が経って、私の中で考えが変わっていった。どうしても、両親の側を離れることはできないと思ってしまったのだ。一緒に住んでくれと頼んだわけでもない。職業…

本当はどうしたいのか

人生これで良いなんて絶対的な自信を持って言えるだろうか。まぁ悪くないななんて思たら上出来か。数年前、ひょんなこ事から流れ着いた今の環境で。感謝すべき人達にたくさん出会った。大切にしたいと思える出会いもあった。私は大きく変われたのだ。何の感…

真実を映す鏡

魔物が人の姿に化けて悪政を行なっていて、その姿を暴くためには真実を映す鏡が必要だなんてRPGでよくある展開である。真実を映すのは果たして魔物だけなのか。闘う勇者もまた、本当にこれで良いのかって迷っていないか。勇者の道が本当に自分のやりたかった…

気にしないというスキル

あれやこれや考えるともうどうにも止まらなくなる時がある。それに拍車がかかると、変な行動に出てしまうか、何もせずに考えこんでしまうだけになる。疲れているなら休んでしまえばいい。酒を飲んで忘れられるなら大した事ない。思いっきり遊んでスッキリで…

偽りの自分

こんな事をテーマにしたらまるで厨二の様だと思う。あくまでも例えばの話で。自分で視野を狭くしてその中で世界を決めつけていやしないかという事だ。例えば、仕事も今のところにいなければならないと思っていないか。結婚も今を軸にこれからを考えようとし…

試練の塔

ここは試練の塔。登り切った先には何かが見えているという。誰かと一緒に登るはずだったけど。入口で別れてしまった。1人彷徨う日々。足は少しづつ前に進んでいる。少しばかりか上の階に行くヒントも見つけた。浅はかな想像力で景色を作りながら。自分自身の…

孤独とは何か

ここしばらくは自分は孤独だなと思っていた。それは悪い意味で捉えていたところがある。誰かありきの生活をしていて、今はその誰かはいなくなって。思い出に浸っても帰ってくるわけではない。そこにいるのは自分自信なだけなこと。それは本当に孤独なのか。…

孤独のモラトリアム

前に進もうにも思い出すとどうしても立ち止まる。考えてしまってはダメなのはわかっている。何かに集中して気を紛らわす。最近、読んだ本に、孤独の時間は決して悪いものではなく、自身と対話するためのものであるとあった。誰かと一緒にいてはわからなかっ…

冒険の旅

いままで一緒に冒険をしてきた仲間がいなくなった夏の日。 過ぎ去りし時ばかりを求めていた。 時間を戻せる塔は見つからなかった。 あるのは思い出ばかりで。 時に囚われた愚かな勇者。 かつて戦った魔王が笑っていた。 ふと耳にした家族のおめでたい話に。 …

わかっていた事

仲間と別れる事になるのはずっと前から、いや、はじめからわかっていた事だった。先の事なんてわからないと思って、その時は楽しければいいと思っていたのだ。自分の都合よく行くなんて話はなくて。それは相手にとっても同じであろう。だからきっと、お互い…

また立ち上がれるか

夏が来た。なのにどこかやるせない。思い出すと寂しくなる。一緒にぼうけんをしてきた仲間がいなくなってからそれまでの日々は何だったのだろうと思い返す毎日にうんざりする。誰かに胸の内を話したくなる。話してもまた思い出すのだけど。新しい出会いに期…

魔が差す

魔が差すという言葉がある。心の中に悪魔がはいったように、ふと悪念を起こすこと。思いもよらない出来事を起こすこと。このような場合、大きな変化があった時や、ぶつけようのない不満が溜まってしまった時などに魔が差すといえるだろう。それは自身を見失…

時間が解決するから

ふとした時に思い出が蘇る。それくらい付き合っていた時間が長かったのだろう。上手く理由を見つけて納得できても。完全に立ち直るまでにはまだ時間がかかりそうだ。一人でいる時間が長い。誰かと話したい。連絡を取りたくても躊躇してしまう。モヤモヤする…

魔王の声

(遠くから声が聴こえてくる)これは仕方のなかった事であるのだろう世界が今の様な状況ではどうにも動けなかったのは必然そんな中でズルズルと同じような関係を続ける事は不可能だお前は変わらなければならない私を超えて行かねばならないこの喪失をどう捉え…

導かれし者たち

もっと広い世界に羽ばたけたら良いのに。そんな事を考えていたのに、地表を這いずる様に歩く。空を見上げたら曇り空。記憶ばかりが残る。いつしかはと心に決めていたはずなのに。旅立てなかった思い。自分には大切にしたいものがここにあった。もっと実力が…

明日に向かって

相方と会った最後の日 ゆっくりと時間が流れて気持ちの整理をつけるには十分だったのだろう 手紙を書いて手荷物に入れた それでなんとなく心の荷が下りた様に感じたのだ 神様は最後の最後にいたずらをしてくれた クスっと笑ってお別れができた これまでの日…

予期できぬ未来なら計画を立てる

先行きが心配で仕方がない。しかし、今決めなければいけない事を、成り行きで決めてしまってはいないか。本当は希望をしていないのに、無理に希望をしようとして失敗をしていないか。そんな時に大体、問題が生じている。問題が起こった後に気づいても仕方な…

自信と勇気

私に足りないものである。安全な道を選び、トラブルはなるべく早く避けたい。誰もが願うが、冒険をする人もいる。結果、今が幸せならばそれに越した事はない。長い間、ゆるーく続いた日々に終わりが訪れたのは必然だ。私はその先を身過ぎてしまった。根拠の…

神様からの罰

大切な人が離れていった。話したい事はたくさんあったのに。話せば話す程、複雑になりそうで怖い。はっきりしているのは私が言ったことが悪いのだ。これまでの思い出も全部。崩れていく。今までなんだったのだろう。この付き合いはきっと終わる運命だった。…

しばらくは頭が重い日々

人間(じんかん)万事塞翁が馬。人の幸、不幸は予測できないものという。人との関係も然り。出会いも偶然なら別れは突然があっていいはずだ。あまりの急さに思考がついていかない。なぜあの時あんな事をいってしまったのか。後悔したところで仕方ない事だ。わ…

地に咲く花の様に

いつのまにか長い月日が経ってしまったのだろう。 楽しい時間もあっという間に 私の迷いは晴れなかった 一度の衝突で 私がヒビを入れてしまったものは 元には戻らない さよならなんて言い出せないから ゆっくりゆっくりと ぽたぽたと このまま止まってくれた…