自信という名の勇者の剣
勇者の剣なんていうといつかどこかで見つかるものなんて思ってしまう。
しかし、どんな形であれ突然見つかって大きな自信が得られるかと言ったらそうではないだろう。
山に登るならば頂上に行けば登ったことにはなるが、ヘリコプターで頂上まで言ったらそれは登ったことにはならないだろう。
そこに行くまでにどのような準備をしてして、どのような方法を考えて、どのようなルートでたどり着いたのか。
そこが大切なんだと思う。
ローマは1日にしてはならずなんてよく言ったもんですが。
今現在、なにをしているだろうか。
何もせずして何かをなすなんて不可能だろう。
なぜか成し遂げた時ばかりを想像してしまう。
実際はダラダラしてしまうことが多いように思う。
忙しい毎日の中にでも、少しでも新しい発見を見つけてみることや、習慣を作って見ることとか。
簡単なようで難しいことだと大人になって気づく。
私にとって何が1番自信を得られることなのかと言ったら勉強をすることであろう。
沢山の知識を身につけることではなく、少しでも前に進める発見や、どうしても忘れがちなことを覚えようと努力してみたり、上達するためにはどうしたら良いかと考えてみたり。
毎日同じ事ばかりでボーッとしていたらそれこそ無になるし考えも窮屈になっていく。
同じ事ばかりでもきっと変化は作れると思う。
やらない言い訳ばかりを考えていてはダメなのだろう。
こうすべきなんて形も、あってもそのまんまになるのではなくて。きっと自分が1番良い形に仕上げていくのだと思う。
いつしかそれが勇者の剣となるのならばと。
ありきたりな毎日の中で思うのである。