嫌いな仕事が楽しくなる時

仕事が面白い。

そんなふうに言ってみたことはあるだろうか？

大半の人からは、その様なことを言うと驚かれる。

仕事はつまらないもの？

仕方なくお金のためにやらなければならないものなのか。

就職したばかりの私は、仕事は楽しいなんて感じたことはなかった。

我慢した分だけお金がもらえる。そんな風に思っていた。

勉強なんてしたところで、何も変わらない。

意識が高いだけ。

適当に空気を読んで、適当に周りに合わせていれば生きていけるんだと思っていた。

それが大きく壁にぶつかった。

人とも衝突した。

嫌になって辞めた。

そこに広がっていたのは、行き先も何もない世界だだった。

毎日が長い。そして虚しい。

こんな世界ならば、我慢してお金もらっている方がマシだったのかもしれない。

また、そんな世界に戻ってきて。

それでもあんな世界に戻りたくないから毎日を繰り返して。

いつの間にか楽しくなっていた。

わかってくると勉強をしてしいきたくなった。

もっと良くするためにはどうしたらよいかなんて考える様になった。

意もしていない方向からありがとうなんて言葉もいただいて。

また前に進む。

生活にも彩りができて。

話をする顔に花が咲いて。

それなのにどこかこのままでいいのかって不安もある。

あの時の思いとか、夢とか、やってみたいこととか。

なんか邪魔してくる。

お金の欲も出てくる。

いろいろうるさい。

みんなポケットにしまって。

時には出して綺麗にしてみて。

明日に歩いて行くのである。